婚姻要件具備証明書の和訳(翻訳)サービス
日本で外国人と国際結婚をする際、多くの場合で求められるのが「婚姻要件具備証明書(Certificate of Legal Capacity to Contract Marriage)」や「独身証明書(Certificate of No Marriage Record)」の提出です。この書類は、外国籍の方が本国の法律において結婚する条件を満たしていることを証明する重要な文書です。たとえば、独身であること、適法な年齢であること、重婚でないことなどが記載されています。
日本の市区町村役場で婚姻届を提出する際、外国人の結婚相手に関する婚姻要件具備証明書や独身証明書、婚姻要件具備宣誓供述書(Affidavit of Single Status)などが必要となり、それらが英語やその他の言語で記載されている場合には、必ず日本語への翻訳が求められます。翻訳には正確性と公的な信頼性が求められ、提出先によっては翻訳証明書(翻訳者が責任を持って翻訳した旨を証明する書類)の添付も必須となる場合があります。
翻訳のサムライの婚姻要件具備証明書翻訳サービス
翻訳のサムライでは、アメリカ、フィリピン、カナダ、イギリス、オーストラリア、韓国、中国、ベトナム、ネパールなど、世界各国の婚姻要件具備証明書や独身証明書、婚姻宣誓書の翻訳(和訳)に対応しています。経験豊富な翻訳者が、原文の法律的文言や公式フォーマットを厳密に再現し、正確な日本語訳をご提供いたします。
すべての翻訳には、翻訳者の署名・日付入りの翻訳証明書(Certificate of Translation)を無料で添付しておりますので、市区町村役場や入管、弁護士・行政書士などの専門家への提出にも安心してご利用いただけます。
翻訳のサムライはスピードだけでなく、品質も重視。結婚に関わる大切な書類ですので、ミスのない正確な翻訳を最優先にしています。翻訳者はすべて経験豊富なプロフェッショナルで、原文の法律文書特有の表現にも精通しています。
翻訳の対象となる文書の例
- 婚姻要件具備証明書(Certificate of Legal Capacity to Contract Marriage)
- 独身証明書(Certificate of No Marriage Record / Certificate of No Impediment)
- 婚姻要件具備宣誓供述書(Affidavit of Single Status)
- 婚姻証明書、出生証明書、離婚証明書とのセット翻訳にも対応
婚姻要件具備証明書の英日翻訳(翻訳証明書つき)
翻訳するもの | 英語から 日本語へ(和訳) (書式一式) |
西語、仏語、独語から日本語へ (書式一式) |
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婚姻要件具備証明書 | 5,500円〜 | お問い合わせください。 |
独身証明書 | 7,700円〜 | お問い合わせください。 |
Certificate of No Impediment to Marriage | 7,700円〜 | お問い合わせください。 |
結婚証明書 | 7,700円〜 | お問い合わせください。 |
未婚宣誓供述書 | 7,700円〜 | お問い合わせください。 |
その他、以下の書類もよくご依頼いただいております。お気軽にお問い合わせください。
Certificate of Marriage | Marriage Certificate | Advisory on Marriages |
Report of Marriage | Marriage Contract | Marriage Ordinance |
Marriage Record | Marriage License | Statement of No Marriage Record Found |
Confirmation of Marriage | Certificate of Witness to Marriage | Registration of Marriages between Foreigners and Sri Lankans |
License and Certificate of Marriage | Register of Marriage | Marriage Affidavit |
Marriage Search Certificate | Notice for Solemnisation of Marriage | Certificate of Registry of Marriage |
Single Affidavit For Marriage | Particulars of Parties to Marriage | Notification of Marriage |
外国で発行された婚姻証明書の英語から日本語への英訳が必要な方は弊社の別ページ「→ 婚姻証明書の日本語訳」をご覧ください。
婚姻要件具備証明書の日本語から英語への英訳が必要な方は弊社の別ページ「→ 婚姻要件具備証明書等の英訳」をご覧ください。
納期
通常
翻訳申込書および原稿が弊社に到着し、または見積もりに対するご入金を確認した日から5~6営業日後に翻訳品を発送いたします。但し、翻訳過程でお客様にお聞きしなければならない不明な点が生じた場合で、お客様からのご回答が迅速に得られない場合、納期が延びる可能性があります。
特急(追加料金2,000円〜)
申込書および原稿が弊社に到着し、または見積もりに対するご入金を確認した日から1~2または2~3営業日後にレターパックで翻訳品を発送いたします。但し、翻訳過程でお客様にお聞きしなければならない不明な点が生じた場合で、お客様からのご回答が迅速に得られない場合、納期が延びる可能性があります。
ご発注から納入までの流れ
(1)申込書と元原稿の送付
オンライン申込書またはEメール添付やFAXで、翻訳を希望される原稿のコピーをお送りください。確認次第、料金と納期をお知らせをいたします。
(2)お支払い
クレジットカードまたは銀行振込で料金をお支払いください。詳しくはお支払方法をご参照ください。
(3)翻訳原稿のお客様による確認
翻訳原稿のPDFファイルを添付しますので、記載されているお名前のローマ字スペルに変更が必要な場合は直ちにご連絡ください。
(4)納品物を受領
翻訳証明書を添付して、追跡可能なレターパックで書類を発送いたします。海外への発送も可能です。また申し込み時点で『メール納品と郵送(+1100円)』を選択された場合は、発送前に完成品のスキャンデータをメールで納品いたします。公証手続きをご希望される場合は、原稿確認後に手続きを行い、発送いたします。
翻訳依頼から受取りまでの流れについて詳しくは、発注から納品までのプロセスをご覧ください。
婚姻要件具備証明書の話
婚姻要件具備証明書
- 婚姻要件具備証明書とは、外国籍の婚約者が独身であり、その本国の法律で結婚できる条件を備えているということを相手国政府が証明した公的文書のことです。なぜこのような証明書が必要となるのでしょうか。以下に示してみます。
- 日本人同士が日本国内で結婚する場合、戸籍によって、年齢(婚姻年齢に達しているか)、未婚か既婚か、いつ離婚したのかなど、婚姻要件を満たしているかど うかの審査がスムーズにできます。役所に婚姻届を提出する際に戸籍謄本を添えるのはこのスムーズな審査のためです。審査が円滑に行われ、問題がなければ晴れて結婚成立となるわけです。
では日本人と外国人が日本国内で結婚する場合はどうでしょう。日本の戸籍制度には外国人の戸籍というものはありません。そのため、結婚相手の外国人が本当に独身で本国法の婚姻要件を満たしているかどうかの審査は日本人同士の結婚の場合に比べて困難となります。結果として独身であることが確認できなければ重婚を避けるために婚姻届を受理できないというケースも発生し得るのです。 - このような問題を解決するために、外国人については本国(国籍のある国)政府が証明した「婚姻要件具備証明書」を提出することになっています。
- また、日本人と外国人が海外で結婚するという場合には、日本人側の婚姻要件具備証明書が必要になります。
- 婚姻要件具備証明書の交付申請について、その方法は各国で異なります。それぞれの国の領事館や駐日大使館にお問い合わせください。
- 出生証明書や独身証明書などの書類を必要とする場合もあります。
国際結婚の手続き
国際結婚の届出は、結婚するカップル双方の国にされなければなりません。届け出る順序としては
1. 日本が先で配偶者の国が後
1. 配偶者の国が先で日本が後
の2通りとなります。
1. 日本が先で配偶者の国が後の場合
役場に提出する書類として、婚姻届の他に、日本人の戸籍謄本、配偶者である外国人のパスポート・婚姻要件具備証明書・出生証明書等が必要となります。
- 届け出をする市区町村の役所に連絡
婚姻の届け出をする市区町村役所に結婚相手の出身国を告げ、必要な提出書類を確認します。
※「婚姻要件具備証明書」を発行しない国の場合、代わりになる書類についても役場で教えてもらえます。 - 結婚相手の国の在日大使館・領事館に問い合わせ
婚約者の国の在日大使館・領事館に連絡をし、必要書類の発行手順などについて確認しましょう。日本の役場への届け出後は、当該の在日大使館・領事館に届け出をすることになります。その際に必要な書類も確認しておくと良いでしょう。日本語以外の書類には日本語訳が必要となりますので、自分で翻訳するか、翻訳業者に依頼して翻訳を準備します。 - 必要書類を市区町村の役場に提出
- 「婚姻受理証明書」の受け取り・提出
日本の役場で婚姻届けが受理されたら、その窓口で「婚姻受理証明書」を発給してもらい、それを相手国の在日大使館・領事館に提出します。
2. 配偶者の国が先で日本が後の場合
- 事前に在日大使館で婚姻方法と必要書類を確認する
日本人の場合、基本的には?戸籍謄本と独身証明を外務省で認証 ?在外日本大使館に戸籍謄本を持参し、婚姻要件具備証明書を発行するのいずれかの方法となります。 - 相手国の在日大使館や領事館で先に結婚手続きをする
- その国が発行する結婚証明書の翻訳文を添えて、所定の書類とともに、3ヶ月以内に日本の役場に届け出
※この方法が認められていない国も多いようですので、必ず相手の国の領事館や大使館に問い合わせて確認しておきましょう。
在日大使館、在外日本大使館については、外務省のホームページを御覧ください。
国際結婚:フィリピンの場合
国際結婚の手続きの流れを、フィリピンを例に示しておきます。
1.フィリピンで入籍する場合
- 現地の日本大使館で婚姻用件具備証明書を取得する。
- 婚姻用件具備証明書を現地役場に提出し、婚姻許可書を取得する。
- 長期滞在出来ない場合は一旦日本に帰国する(婚姻許可書は10日後に発行)
- 婚姻許可書が発行されたら、挙式し婚姻証明書に署名する。
- 役場から婚姻証明書を取得する。
- フィリピンでの入籍完了。
2.日本で入籍する場合
- フィリピンから郵送された出生証明書と婚姻証明書を日本語に翻訳して市町村役場で入籍する。
- 在留資格認定証明書の申請手続きに必要な書類を揃える。
- 必要書類全てを揃えて提出し、日本入国管理事務所で在留資格認定証明書を取得する。
- ビザ(査証)申請を行う。
1)必要書類を揃えてフィリピンに郵送し、現地日本大使館でビザを申請し取得する。
2)日本入国後、市町村役場で外国人登録を行う。
3)日本から出国する用事がある際には、帰国時に入国管理事務所にて再入国の手続きを行う。
※それぞれ、様々なケースによって、フィリピン国籍の方と日本の方が用意すべき書類が異なります。
フィリピン国籍の方に必要とされうるもの…
認証済みの出生証明書、認証済みの独身証明書、両親の同意書・承諾書(年齢により必要な場合)、パスポート、証明写真、大使館労働事務所の許可証(就労の在留資格保持者)、比大使館発行の 離婚報告書など
日本人の方…
婚姻要件具備証 明書、戸籍謄本(再婚の場合は前婚についての記載が必要)、パスポートまたは運転免許証、証明写真など詳細についてはフィリピン大使館にお問い合わせください。
フィリピンの英文出生証明書の日本語への翻訳などの詳細はこちら→ 出生証明書の和訳